3日目: 香港 - 澳門

澳門といえば、”東洋のモンテカルロ”と呼ばれるところだ。 カジノといえば、ラスベガス・モナコ・そして澳門、という勝手な想像のもと、香港から船で約1時間の澳門へ。

その前に、香港の高級ショッピングセンターのハーバーシティに行ってみた。 目的は無料インターネットを使うこと。日本語ダウンロードやWEBページを見ることはうまくいってもどうしてもメール送信にいたらず。 むなしくフェリー乗り場へ。

澳門は、1999年にポルトガルの支配を終え、中国澳門特別行政地区になった。 東アジアのキリスト教布教の拠点としてその歴史をもっている。 公用語は広東語とポルトガル語であり、英語も通じるらしいが、感想から言ってそんなことはまったくない・・・。 でもきれいな教会から古めかしい教会までいたるところにある。


ターボジェット内からターボジェット マカオ・タイパ大橋 中国国旗・澳門国旗(見えない)
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澳門はそんなに大きな島ではないので、歩いても十分なところだ。そういうわけで歩いて宿探しに。 なんなく宿は見つかったけど、隣にはいっぱい怪しげな建物がたくさんあった。

澳門の町を歩くと、香港に負けない活気と違う国という感じが伝わってくる。 しかし香港と比べると道がわかりずらい。かなり迷ってしまった。

ここはどこだ、なんておもいながら歩いていると自分が思っているのとはまったく違う、 華士古達嘉瑪記念花園に来てしまっていた。ここにはバスコダ・ガマの像があるので、容易にわかった。 なんで澳門にバスコダ・ガマの像があるのかはいまいちはっきりせず。


セドナ広場 華士古達嘉瑪記念花園
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セドナ広場は大いににぎわっていて、そこには澳門でもっとも美しいといわれている聖ドミンゴ教会がある。 もっとも美しいというとなんだかものすごい想像をしてしまうが、なんてことはなかった。

歴史を知らないからそんな感想になってしまうのかもしれない。ここにも自然とたどりついてしまった。


聖ドミンゴ教会
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お次は、イエズス会信徒によって築かれた22門の大砲をもつモンテの砦に。かなりの急勾配をのぼって汗だくになりながら到着。

砲台が3方向に並べられていて、中国本土のほうには向いていないのだそうだ。敵意を示さないためということらしい。 眺めはとてもよく、澳門の密集した町並みが見られる。このモンテの砦には澳門博物館もあるけど、そこは行かずに外だけを眺めておいた。


モンテの砦の砲台 モンテの砦より
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続いては、澳門観光スポットの一番の場所(一番たくさん人がいたからそう思った)。 聖ポール天主堂跡。昔は東洋一の壮大な美しい教会だったといわれているが、いまは建物正面の壁面だけとなってしまっている。

裏側からみても本当に壁一枚。そのほかは階段があるくらい。遠くから眺めるととても大きくて、壁一枚とはとうてい思えないくらいだ。 この教会は長崎を追われた日本人キリシタン達も加わって20年の歳月をかけて建設したとのことだった。


聖ポール天主堂跡 裏側から リスボアホテル
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最後は、やはり澳門にきたらといった感じで、カジノへ。澳門には政府公認のカジノが8~9件あるらしいが、その中でも最大級のリスボアホテルのカジノへ。

そこは澳門の町並みとは別世界のところだ。カジノ内は撮影禁止。 それに飛行機に乗るときによくやる、金属検査なんかもある。もろに引っかかりあれこれ検査をうけるはめに。

カジノならではの、スロット・ルーレット・ブラックジャックなんてのはもちろん、そのほかバカラ・大小がある。 バカラは澳門で一番人気が高く、一番ギャンブル性が高い、といわれる。しばらく見ていたけど何がなんだかわからずに、退散。

澳門のカジノに来たらやってみようと思っていたのが、大小。これは初心者でもとってもわかりやすい。 ものの20分くらいで、言うまでもなくあえなく撃沈。 1000円で宿泊しているのに2000円負けて、これはだめだなと思い、いろいろなゲームを鑑賞して宿へ帰った。

しかし、大小はとても熱くさせるものがあった。それにしても最低掛け金が多すぎるんだよね。


澳門の夜はとても長いけど、つかれていたので21時くらいには宿へ。 香港とは比べ物にならないくらいのいい部屋に泊まり、早めの就寝。ちなみによるご飯は麺類を2つ。これで200円だったかな。


夜ご飯
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