34日目:フランス(パリ)

昨日、寝るのが遅かったので、なんとも遅い朝だった。時計を見たら11時。

ホテルに泊まっていると、チェックアウトの時間などを気にしてしまうが、それがないのがとってもうれしい。

お昼には中華を食べに行くという。それにしてもスワッドは、中国のことが大好きだなって感じだ。


向かったのはパリのチャイナタウンで、地下鉄に乗り、外に出てきたときに感じたのはまさに中国そのもの、ということ。 マクドナルドも中国語で「麦当労」って書いてある。中国でみたのを思い出してしまった。 まさに中国で中華を食べているといった感覚で、かなり美味しかった。

いつだかは知らないが、中国では最近、正月だったらしく獅子舞のパレードらしきものもやっていた。まさに中国。 しかし、フランスはパリに着たのに、フランスの食べ物は一切食べていない。カンボジア料理に続き、中国料理だった。


お昼は、中華だった 獅子舞のパレードまでやっていた
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昼食の後は、ひとりでパリの街を散策へ。凱旋門の上は、前回かなり感動したので今回も迷わずお金を払い屋上へ。

凱旋門がある広場から12の道路が星のように延びているので、別名エントワール(星)広場とも呼ばれている。

その理由は、屋上にあがってみれば、一目でわかる。まるでパリの道が凱旋門に向かって延びているといった感じだ。


凱旋門 右のほうに見えるのが、エッフェル塔 シャンゼリゼ通り
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ナポレオンの命令を受け、建造された凱旋門。彼は遺体となってこの門をくぐる
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お次は、シャンゼリゼ通りをコンコルド広場へ。コンコルド広場は、マリーアントワネットをはじめ、1343人がギロチンにかけられた広場。

コンコルド広場から公園に入って、ルーブルなどを通りすぎた後は、メトロでバスティーユ広場へ。 バスティーユ牢獄奪取からフランス革命がはじまったのは、誰もが知っているところ。この地区周辺は、再開発が盛んらしく、いたるところで工事をしていた。


グラン・パレ コンコルド広場 遠ーくに見えるは凱旋門
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ブルボン宮 ルーブル美術館 ルーブル美術館(表側)
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バスティーユ広場 オペラ・バスティーユ
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その後は、またメトロに乗りパリの象徴とも言うべき、エッフェル塔へ。あたりもかなり暗くなってきていたので、エッフェル塔はかなりきれいに見えた。

建てられた当時は、美観をそこねるとパリの街の一大論争になったというからまさにパリらしいって感じ。


エッフェル塔 シャイヨー宮
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1日券を買ったので、どんどんメトロに乗り、スワッドのフラットへ。 今夜は、スワッドがクラスメートのバティストゥのバースデェーパーティーに招待してくれていた。バティストゥの家はパリの郊外。

電車・車と1時間くらいかけて家に行くと20人以上はいるだろうバースデェーパーティーが始まった。みんな大学のクラスメートで、部外者は俺ただ一人。

かなり緊張したが、みんな話しかけてくれて助かった。英語は学校で習った程度の人、かなりパラペラの人とまちまちだったが、 俺が全然理解できないとみんなで「おまえの発音が悪いからだ」、なんてジョークでみんな笑わせていた。


フランス人の同じ世代の人たちと話が出来て、すごくおもしろかった。普通に旅をしているだけでは、こういう経験はなかなかできないものなので、 そういう意味ではとてもうれしかった。(しゃべるのに必死で、写真を取り忘れたのがなんともショック)

留学中にも感じたが、文化の違いなどの話になると、つくづく自分が日本についてうまく話すことができないと感じてしまう。

ここではクレープ、それに各種ケーキ、シャンパンに、もちろんワインと盛沢山。 パーティーは夜中の4時まで続き、かなり頑張ったが、2時過ぎからはもう頭はどこかにとんでいて、眠くてなにも考えられなくなっていた。

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