35日目:フランス(パリ)

今日も起きたときには12時をまわっていた。シャワーをあびて、フランスの朝食をごちそうになった。(時間は昼飯だけど)

フランスの朝といえば、フランスパン。その想像は間違っていなかったが、フランス人とフランス式の朝食をとることでたくさん驚かせていただいた。

まず、日本にバターってある?って聞かれてちょいとびっくり。中国は、そんなにバターは使用しないらしい。Souadは中国に詳しいので、日本も同じだと思っているらしかった。

あと、フランスパンにチョコレートの粉みたいなものをつけて食べるのが、フランス人の子供たちは大好きなのだそうだ。 チョコレートの粉といっても日本でいうミロ、もしくはココア。

Souadもこれはミルクにいれるためのものなんだけど、すごくおいしいよと言っていた。試してみると、なかなかいける。日本でもミロで試してみるかなといった感じだ。


フランスの朝といえば、フランスパン
Paris

それに、一番驚かされたのが、パンを飲み物につけて食べていたこと。紅茶でもコーヒーでも同じようにするとのこと。フランス人の若者には常識らしい。

ただ、外食のときにはしないとのこと。家の中、もしくは友達同士なら必ずやるらしい・・・。日本でそんなことしたら、かなりのマナー違反だよって言ったら、「知ってるよ」だって。

でも美味しいからってどんどんつけていた。美味しく、しかもおかしい昼食をいただいた後は、前回は休館で入れなかったルーブル美術館へ。

美術に興味のない人でもその名を知っている美術館で、世界最大級の広さを持つ美術館だ。

全室を駆け抜けるだけで、3時間かかるというのだから想像を絶する。普通にみたら3日はかかるというのが大袈裟さではないのがすごい。


「ジャンヌ・ダルク」 ルーブルの入り口のピラミッド
Paris Paris

そうとうの覚悟の上、ルーブルに入り、誰でも知っている 「モナリザ」・「ミロのヴィーナス」・「サモトラケのニケ」などなどを駆け足でまわる。 それでも3時間半かかってしまった。さすがにこれだけ広いと、もうだめだって顔してベンチに座っている人の数もかなりいる。

ある意味、すごいところだ。かなり芸術が好きな人でも、お腹いっぱいで、もういいよって言いそうだ。


エロスの接吻で目覚めるプシェケ 中央の女性がニューヨークの「自由の女神」
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6人の天使に囲まれた聖母子 ミロのヴィーナス ハムラビ法典
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シュジュの鷹 ナポレオン三世の居室 サモトラケのニケ
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囚われの身
Paris

ルーブルから出て、久々のインターネットをして、スワッドのフラットへ。今日は起きてルーブルしか行っていないのに、なんだかかなり疲れていた。 スワッド手づくりのフランス式グラタンとケーキ、それにもちろんフランスパンをいただき、明日のモンサンミッシェルの行くために5:00時起きをしなければならないので、早めの就寝。

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