昨日の腹痛はおさまってきたが、用心のためにおなかに負担をかけないものを朝ごはんに選んだ。 なんといっても今日は上海行きの電車にのらなくてはならないので腹痛なんかおこしてはいられない。 30時間の長旅に耐えなくてはならないので。
15時発の九廣鐵路駅から上海駅の寝台列車に乗る予定だが、早めに宿をでてその辺を散歩しながら駅に向かった。 途中で、香港理工大学の構内も見学しつつ、駅に13時ごろ到着。お菓子などを少し買って出国手続き。 列車で国境(正確には国境じゃないけど)を渡るのは2回目だけど、やはり日本人には慣れないことだなぁという感想を抱いてしまう。
九廣鐵路駅 | 香港 - 上海 寝台列車 | |
香港15時発で到着予定は翌日の19時だからとても気が遠い。
しかも特にすることはないので余計に長い。ほとんど寝るか、本を読むといった感じだった。 ベットは3段あるうちの一番下だったので、快適だった。一番上になってしまったら上るだけで一苦労といった感じだ。
中国人だらけでやかましかったが、隣のベットだったヤング・ジェームスさんは英語が少ししゃべれてとてもいい人だった。 何かを売りにくる人は中国語で、しかもすぐとおりすぎてしまう。 ジェームスさんは何を売っているのか、親切に教えてくれ、昼飯などもおごってくれた。
彼は香港の両親に会いに行ってきたということで、上海の家族のところへ帰るところだという。 ご飯もおごってくれたけど、バックからごそごそと出した缶詰にはちょいと困った。(なんとも言えない神秘的な味だった。)
といっても30時間もしゃっべているわけにもいかないので、はやめの就寝。早く着かないかなぁーと何度思ったことか。
ベット。横幅は狭いけど長さは十分 | 深州あたりかと思うけど。 | |