Taiz

サユーンからの飛行機は、アデンに到着。時間の関係からアデンには寄らず、空港からそのまま乗り合いタクシーに乗れる シェイクオスマンへ行き、タイズを目指す。タイズへは、3時間~4時間で到着。タイズもサアナほどではないが、 険しい山間に位置しており、標高1400M。サユーン・アデンに比べるとだいぶ気候が穏やかに感じる。

タイズへは、隣に座った人が少し英語ができたために何事もなく到着したが、乗り合いタクシーを降りてからが大変。 目星をつけていたホテルへ行こうと一番目立ちそうな「カビール門」を連呼しても誰も知らない、と言う。 さて困ったということで、地図上にその近くスークがあったので、スークと言ってみると「なんだ、スークか」(と言ったと思う) ということで、連れて行ってもらったところがどこだかさっぱりわからない。

あきらめて、そこら辺の人にホテル名を連呼してみたら、また乗り合いバスに乗れ、という。 どうやらまったく違うところに来てしまったのか、なんのなのか・・・。 まぁ、いいか、ということで乗り合いバスに乗り、隣になった人にまたホテル名を連呼。 「着いて来い」みたいな手振りをされ、ついていくと知らない間にホテルまで着いていた。

サアナでも感じたけど、イエメン人はいい人が多くてとても好印象だ。


カビール門 サビル山 タイズの町並み
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タイズから乗り合いタクシーで3時間~4時間のところに、1993年に世界遺産に指定されたザビードがある。 ザビードは、イエメンの中でも最古の都市のひとつであるのと同時に、イエメン王国の首都であり、 アラブ・イスラーム世界において名声をはせた「ザビード大学」があったことから、教育・宗教の中心地でもあったそうだ。

しかし、その保存状態・保守体制は思わしくなく現在は、危機遺産に指定されてしまっている。 確かに、建物も危ういものが多く、人の活気というものがあまり感じられなかったが、それ以上にこのザビードが暑すぎた・・・。 ちょっとしか歩いていないのに、汗だくになるし、荷物は重いし、でけっこう大変だった。

ザビードからの乗り合いタクシーも微妙なところにあり、バックを背負って歩いている姿をみて、親切な人がバイクの後ろに乗せてくれたので助かったが、 かなりヘトヘトになってしまった。


世界危機遺産に指定されてしまっているザビードの町並み
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