8日目: ヴィクトリア滝

本日は世界三大瀑布のひとつ、ヴィクトリア滝へ。

まずは村のツアー会社で、明日のボツワナ行きのツアーを申し込む。 そして、ヴィクトリア滝は、世界一の高さを誇るバンジー(降下距離は111メートルあるらしい)が有名なので、やる気満点で値段を聞く。 このお値段が1回90ドル。バンジーが怖い、ってよりもその値段の高さにひるんでしまった。(宿は1泊5ドルというのもあって)

しかし、ここまで来て、怖いからやらない、というならまだしも、値段が高いからやらないというのはどうも後で後悔しそうだったので、 バンジーに挑戦することにした。とりえあず、午前はバンジー・午後はヴィクトリア滝というスケジュールでいざ滝へ。


バンジー初体験 ヴィクトリア大橋の入り口 バンジーのガイドさん達
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バンジーは、ヴィクトリア大橋の上から下の川に飛ぶといった感じになっている。 ジンバブエの国境を越えて、ザンビアの国境の手前にこのヴィクトリア大橋が架かっているのだが、 ここで死んだら、どこの国で死んだことになるのかぁ、なんてくだらないことを思いつつ、いざ挑戦。

バンジーのところでガイドみたいなことをしている人のアドバイスは2点。
・「落ちるんじゃなくて、前の山に向かって飛べ」
・「"1,2,3,4,5,バンジー!"で飛ばなければ、尻を蹴る」

2点目はアドバイスという感じではなかったけど、黒人だし、迫力は満点。 蹴られるのは、けっこう恥ずかしいなぁ~。と思いながら、装備を確認しジャンプ台へ。 ジャンプ台に立ってみると、はじめて怖さが伝わってきたが、尻を蹴られて落ちるよりは、 自分で飛ぼうということを繰り返し考えることで、なんとか、怖さを半減できた。

バンジー後は、特に世界が変わるといったこともなく、「いや~やったなぁ」といった感想。


自分の前の順番の方を撮影してみました

ヴィクトリア滝入り口(ジンバブエ側) リビングストンの彫像
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バンジー終了後は、ヴィクトリ滝の入り口へ。

ヴィクトリア滝は、世界三大瀑布の一つで、イギリス人の探検家、デビッド・リビングストンが1855年に発見した。 現地の言葉で「雷鳴の轟く水煙」と言われるそうだが、それを素直に納得できる、水しぶきと音が確認できるほどの大瀑布だ。

また、雨季と乾季の水量の差が、とてもはげしいところだという。どうやら、5月は水量が多いらしい。 ビューポイントをめぐっていると、途中パラパラとシブキが落ちてくる程度だったが、滝に近いポイントに行ってみると、 集中豪雨なみにシブキが落ちてくる。ひどすぎて前に進めないくらいだった。


ビクトリア滝(いたるところで水しぶきがあがっている)
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水しぶきが凄過ぎた ヴィクトリア大橋にかかる虹
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正直な感想を言うと、自然とうまい具合にマッチした遊歩道や景観から南米のイグアスの滝のほうがよかった。 水しぶきをがんがん浴びるほどに近くで見れてはいるのだが、なんとなく滝との間に距離のようなものを感じてしまった。(うまく表現はできないが)

しかし、さすが世界三大瀑布というばかりにそのスケールは、十分感じることができた。


ヴィクトリア滝の動画
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