5日目~7日目 スロバキア(プレショフ・コシツェ・トレンチーン)

5日目にポーランドのクラクフからスロバキアのプレショフまで移動。6~7時間くらいかけての移動だった。 しかし、個人的にとても移動が好き(特にヨーロッパの電車)なので、全然苦にならなくて、 むしろあっという間という感じもした。それに、外に見える景色ものどかでいい感じだった。


クラクフからプレショフまで電車で移動(電車の中からの風景)
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しかし、到着したプレショフではやられてしまった。

この日は、ちょうどクリスマス。なんとなくいやな予感がしたけど、その予感が的中。 プレショフの店という店がすべて閉まっている。 レストランとかはまだいいけど、ホテル・インフォメーションまで閉まっているのにはさすがに参った。

けっこう寒いし、どんどん日は傾いていき、このときはかなりあせった。あわてて地図をひろげ、 大きそうな街を探す。


プレショフで撮れた唯一のもの(水飲み台)
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コシツェという街が一番近く、そして大きそうだったので(まったくの感だが)とりあえず、 駅に戻って、電車があるかどうか聞いてみる。

クリスマスは電車の本数も少ないらしく、その日の最終という電車でコシツェへ。

まったく、世の中クリスマスというのに、一人だけ必死になってしまっていた。 そういえば、クラクフであった日本人に「クリスマスは大きな街にいったほうがいいですよ。」 とアドバイスをもらっていたっけ。今になってとてもそれが心に響いてきた。


到着したコシツェの街でも目指すホテルは2件ほど開いていなかった。 満室というのは何度も経験したことがあるが、宿自体がしまっているのはほんとに参る。

やっと三軒目の宿が開いていたときには、涙がでそうになり・・・、受付のお姉さんが天使に見えてしまった。


朝日(コシツェ) スピシュ城へ向かうローカル電車
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前の晩は、ほとんどご飯をたべていなかったので、コシツェをでるときに、駅でどっさりとパンと水、 お菓子を調達し、スピシュ城へ。

スピシュ城は、中央ヨーロッパ最大級の城で、モンゴル人の来襲に備えて、1209年に建造されたそうだ。 1780年に火災で焼け落ちてからは廃墟となっている。

世界遺産の登録されているスピシュ城には、とても雄大だけど、めちゃめちゃローカルなところにあるのが難点。 (それが、いいところだったりもするが)

コシツェから2回電車を乗り換えて、スピシュ城へ。


駅からのスピシュ城
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このスピシュ城は、本当によかった。


冬で寒かったし、クリスマスシーズンということで、観光客がゼロ。本当に誰もいなかった。 この街についてから出会ったのは、犬の散歩をしているおじさんくらいだった。

そして、快晴。間近でみるスピシュ城も、街中から見えるスピシュ城もどちらもとても雄大に見えた。

また、スピシュ城は冬は門の前まではいけるが、城自体には入ることはできない。 だから、あんまりなのかなぁ、という小さな期待しかなかったのが幸いしたのかどうなのか、 このスピシュ城はとてもすばらしかった。


スピシュ城の入り口 スピシュ城
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スピシュ城からみおろす市街
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街中からの見上げるスピシュ城
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スピシュ城をあとにし、チェコへ向かうための玄関街として選んだのが、トレンチーン。

トレンチーンについたときは、すでに真っ暗になってしまっていた。 ここでも、目をつけていた宿が年末休暇。やべぇ、と思ったら向かい側にすこし高めだけどいい宿を発見。

受付の人は、英語は全くわからないということで、少しやり取りに困ったがとても親切な人だった。 そこの宿で食べた夕食もとてもおいしかった。(下の写真は、朝、散歩したときに撮った。)


トレンチーン城 トレンチーンの市街
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