55日目:ペルー(クスコ)-ペルー(マチュピチュ)-ペルー(クスコ)

マチュピチュへ行くための電車に乗るために5:30分に起床。タクシーで駅に向かって6:15分のアグアス・カリエンテス行きの電車に乗る。

片道4時間。まさに「世界の車窓から」にでてきそうな風景は最高だったが、かなり揺れた。

それに山を登るときは、わざわざ前に進んだり後ろに下がったりして傾斜を登っていく、というなかなかおもしろい電車だった。


アウトバゴンでクスコへ
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マチュピチュへ、列車の中からの風景は、まるで「世界の車窓から」
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アグアス・カリエンテスの駅から今度はバスで30分少々。

やってきました、世界七不思議にもあげられるマチュピチュ。ここに来るためにクスコで苦しい思いをしたので、感動もひとしお。

マチュピチュは、下からは見ることができないため「空中都市」と呼ばれている。確かに、アグアス・カリエンテスの駅からは何も見えない。

マチュピチュの意味は、「老いた峰」。どんな目的でこの都市が造られたのかも憶測の域であるという。


雲よりも高いところに存在する、とてつもない古代都市跡
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この段々畑はやはり印象的だった
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インカ帝国の中枢の首都クスコは、スペイン人によって破壊されてしまったが、このマチュピチュはインカ時代の失われた過去が、手つかずに残されているといった意味でかなり貴重な遺跡となっている。

マチュピチュもツアー形式なので(ほとんどツアーではないが)、マチュピチュ内だけはガイドがついて説明してくれる。

今回のガイドの人の英語はまぁまぁわかりやすい。

しかし、各ポイントのガイドの説明よりも、こんなところに文明があった。ということに凄さを感じてしまう。ワイナピチュを向こうに、インティワタナから眺める景色はまさに絶景だった。 ただただ眺めてしまうばかり。


陵墓
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太陽の神殿
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「3つの窓の神殿」 東西南北の方角を示している石とのこと
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インティワタナ
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誰もが知っているマチュピチュは、数多くの伝説がある。インカと言えば、太陽信仰。マチュピチュのなかにも太陽信仰、つまり太陽の動きなどに関係するところがとても多い。

その中でも、やはり太陽の神殿やインティワタナなんかとても興味深かった。


ワイナピチュ コンドルの神殿と牢獄(コンドルの頭の部分と羽の部分)
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帰る時間になると、雨がけっこう降ってきた。マチュピチュの観光名物「グッパイボーイ」は見れないかなぁなんて思っていたら、雨でもきちんとやっていた。

マチュピチュからバスで山を下るのだが、バスよりも早くつづら折りの道を降りて、各カーブで「グッパーイ」とバスに向かって手を降るのがグッパイボーイ。

けっこう寒そうで、鼻水を垂らしながらだったので思わずチップもはずんでしまう。あの声よりも、あの必死な顔がなんとも印象的だった。

アグアス・カリエンテスの駅で腹ごしらえをして、帰りの電車へ。帰りの4時間は一睡もできず、かなり長く感じてしまった。山の上から見上げるクスコの街の明かりがとてもきれいだった。


アグアス・カリエンテスの駅
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