31日目:アントワープ-ブリュージュ-ブリュッセル

アントワープの朝は最悪だった。理由はドミトリーのわけのわからない人たち・・。いろいろ理由があり、書ききれないが頭にはしっかりと入ってしまった。

気を取り直して、そうそうにアントワープを出発。


アントワープ中央駅 + 線路
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ベルギーの首都のブリュッセルへ。着くなり目的の宿を目指して歩いてみると、地図で見るよりかなり近い。これはけっこう嬉しかった。 宿を2泊とって荷物を預け、すぐにまた駅へ。今度は「天井のない美術館」と呼ばれているブルージュへ。

街全体が中世の面影を残して、古い建物がそのまま芸術をなしていると街だそうだ。電車では、ブリュッセルから1時間弱の距離。


ブリュージュの駅 中世のヨーロッパといった感じ 救世主大聖堂
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インフォメーションで地図をゲットし、散策開始。歩き出すと中世の街に迷い込んだような感じだ、と誰かが言っていたけどまさにその通り。

ヨーロッパならではの石道、教会の塔などもいっそう綺麗に見れる。まずは、街の中心のブルグ広場へ。

鐘楼は街のシンボル。カリヨン(組鐘)の仕組みはオルゴールと一緒でとても狭い階段を登っていくとその大きなカリヨンを目の前にすることができる。 階段を登りきった塔の上から見る眺めも最高だった。


町のシンボルの鐘楼 カリヨン(組鐘)はオルゴールみたい
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鐘楼からの眺めは、とてもよい。イタリアのフィレンツェを思いおこさせるような風景だった
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それからはあてもなく適当に街を歩いてみる。とにかく街並みがきれいなので、地図を見て歩くにはもったないところがブルージュ。 市庁舎や聖母教会もすばらしいが、それを取り巻く古い家々がすばらしかった。


州庁 鐘楼 市庁舎
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運河の町並みがとてもきれい
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バックパッカーが持つ、旅行のガイドブックの代名詞「LONELYPLANET」で、ヨーロッパのベストシティTOP10に入っているのが、このブルージュ。 旅の途中でそんな情報を入手したからこのブルージュに来たのが、大正解。なんだか心が穏やかになれるところだった。


聖母教会
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愛の湖 ベギン会修道院
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ブルージュは、まさに天井のない美術館って感じだった。それに太陽も出たし、とてもいい気分で相当の時間を費やしてブリュッセル行きの電車に乗り込んだ。

ブリュッセルに帰ってきたら、パリ行きの電車の予約した。これがなんと、ユーレイルパスを持っているにもかかわらず、予約手数料だけで10.5ユーロ。 ブリュッセルからパリに行くには絶対にこの料金は払わないといけないらしい・・。

ユーレイルパスだけで、あとはお金のいらない電車はないかと聞いてみても、冷たく首を振られてしまった・・。 ブリュッセルからパリまではアクセスがしやすいなんて言ってるわりには、料金が高い。いくら時間が短縮されてもお金が高いんじゃ・・なんて思ってしまう。

気をとりなおして、ブリュッセルの街を歩く。国会議事堂・ブリュッセル公園・王宮・王家博物館などなどブリュッセル、かなりレベル高いじゃんと思ってしまった。

とてもきれいな建物が多い。ベルギーと言えば、小便小僧とベルギーワッフルしか知らなかったのに・・なんて勝手に恥ずかしくなってしまう。


サン・ミッシェル大聖堂(側面) サン・ミッシェル大聖堂(正面)
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サン・ミッシェル大聖堂(内部)
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国会議事堂 王宮
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なかでもノートルダム・デュ・サブロン教会と最高裁判所の建物、それにポラール広場からの眺めはとてもすごかった。


王家博物館 ノートルダム・デュ・サブロン教会
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最高裁判所 ポラール広場と最高裁判所
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かなりの移動と歩き回った疲れでクタクタになりながら、日もかなり暮れたころユースに帰ってきて、夜ご飯も満足に食べずにすぐに寝てしまった。

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