29日目:オランダ(アムステルダム)

今日は比較的ゆっくり起きた。それもそのはず、アムステルダムのドミトリーはいままでは一味違う。夕方に寝る人が多く、夜はみんなバーに繰り出すみたいな生活だ。 つまり夜中に帰ってくるので、うるさくてしょうがない。

幾度となく起こされてしまったので、だいぶ遅い時間に起きた。それでも部屋で10人部屋で一番先に起きているのは変な感覚。みんな11時過ぎくらいに起き始めていたようだった。


アムスの街の観光スタート。旧教会や飾り窓地区を抜けて、世界で最も有名であろう日記を書いたアンネ・フランクの隠れ家へ。月曜日にもかからわずたくさんの人がいた。


聖ニコラス教会 旧教会
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ダム広場 西教会 アムステルダムといえばこの運河
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1944年8月4日、ゲシュタポに発見され、アウシュビッツの収容所に送られるまでの2年間、アンネと彼女の家族が住んでいた家。 アンネ・フランクの家は、入場料がけっこうするのだが、それだけの価値はここにはある、というのが感想。

回転式本棚の裏に身を潜め、息の詰まるような生活を強いられていた、というのがとても強く感じられた。 そんな生活をしながらも周りで殺されていくユダヤ人を見て、うしろめたさも感じている、なんて日記を読むと、なんだか複雑な気持ちになってしまう。


アンネ・フランクの家
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賑やかなカルファー通りや運河を見つつ、お次はゴッホ博物館へ。美術にはほとんど知識はないが、ゴッホの「ひまわり」・「ジャガイモを食べる人々」・「自画像」くらいは知っている。

ここも入場料が高いが、それだけ充実した内容だった。小学校のときに教科書でみたゴッホにはなんとも感じなかったが、目の前にしてみると、しばしその場で止まってしまう。

ゴッホは、日本の浮き世絵にかなり興味を持っていたらしく、ゴッホが自分で集めたコレクションがかなり飾ってあった。しかし、ゴッホは自分の胸をピストルで打って死んだ。というのは驚いた。

それからマヘレのはな橋やアムステルダムの運河の街を眺めながら、買い物をした後ゆっくり宿へ。自炊できる宿だとかなり助かる。安い値段でたくさん食べられるのが、うれしい。


ゴッホ美術館
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マヘレのはね橋
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やはり最後には、アムスといえば有名な「飾り窓」。夜8:00くらいに一回り。かなり異文化だ・・なんて感じながら、売春もドラックも合法なんてすごい国だなと改めて感じてしまう。

オランダに、そしてアムステルダムにはまる人って結構いるんじゃないかなぁとも思う。それと同時に、アメリカがよく言う「自由」ってなんでしょう・・と思い知らされるのもここアムスだ。


コーヒーショップ 世界的に有名な「飾り窓」地区
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