23日目:ドイツ(ドレスデン)-ドイツ(ベルリン)-ドイツ(ミュンヘン)

ドレスデンのユースは、今まで泊まったユースでは一番。ウィーンもかなりよかったが、ドレスデンもまたいい。なんといっても朝食が豪華。

とってもいい気分で、ユースをでかけると、願いとどかず雨。しかも、ちょっとした嵐みたいになってる・・。 かなりたじろいだが、負けじと駅へ。かさは何度もひっくり返ってしまった・・。雨は寒さよりも強敵かもしれない。


ドレスデン中央駅 ドイツの高速列車 ICE
Dresden Dresden

ドレスデンからベルリンまでは約2時間。ベルリンについて、インフォメーションに寄りロッカーにバックをいれて、観光スタート。 まずは、メトロ・バスの1日券を買って、エジプト博物館へ。

ここには、「王妃ネフェルティティの胸像」がある。カイロでみたやつは、石でできていたし、欠けていたのでなんだか王妃って感じじゃなかったけど、ここの像はとてもきれい。

よーく見ると片目のクリスタルなのがわかる。ここは、無料でヘッドを貸し出してくれたので(英語)、かなりゆっくり博物館を見てまわれた。


王妃ネフェルティティの胸像
Berlin Berlin Berlin

エジプト博物館
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ベルリンは、今までのどの街より大きい感じがする。がんがんにメトロに乗って、今度はポツダム広場へ。かつて東西ドイツを隔てる壁があった場所だ。

いまは芝生と看板だけ。しかもドイツ語だからいまいちピンとこない。歴史的な場所なんだから英語も入れておいて欲しい。(ここであっているのかも不安・・・。)


ベルリンの壁跡
Berlin

雨が降っているが寒さはそうでもない。ベルリンは寒いイメージだったのに・・。続いては、ドイツ連邦議会議事堂へ。 入り口に行こうとするとダメダメって警備員に遮られた。見学できるって情報なのに・・・と裏に行ってみると、そこが入り口。反対側だった。

見学は外で順番待ち。雨の中待つ気になれず、写真を撮って次のブランデンブルク門へ。かつては近づくこともできなかったのが、このブランデンブルク門らしい。 しかし、もっといい写真が撮りたい・・。


ドイツ連邦議会議事堂 ブランデンブルク門
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お次は、ペルガモン博物館へ。ペルガモンはトルコのエーゲ海岸の町、ベルガマにあるギリシア・ローマ時代の遺跡。 ペルガモンからまるごと運んできたという祭壇が、かなり印象的だ。祭壇の外側には、神々と巨人族の戦いのレリーフがある。 ここも日本語のヘッドホンが無料で貸し出され、とてもくわしい解説で、特に神々と巨人族の戦いのレリーフには見入ってしまった。


ペルガモン博物館 ペルガモン神殿の祭壇 神々と巨人族の戦いのレリーフ
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バビロンのイシュタール門 祭壇の上はこんな空間
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ペルガモンで結構な時間を費やしたので、外に出るとあたりは真っ暗。寒さもかなりのものだが、続いては、戦勝記念塔ジーゲスゾイレへ。 1866年オーストリア・1871年フランスに勝利した記念に建てられたとのこと。夜だったせいか、周りに誰もいなくてちょっと不気味な感じがした。

続いて、ポツダム広場のソニーセンターなどに行き、ミュンヘン行きのでるツォー駅へ。それでも夜行までには時間があるので、カイザー・ヴィルヘルム記念教会へ。 ライトアップされてかなりきれいな教会だった。


カイザー・ヴィルヘルム記念教会 戦勝記念塔ジーゲスゾイレ
Berlin Berlin

夜行の時間までマックで時間をつぶし、駅に行ってみると電車が全然来ない。結局1時間も遅れて来た。寒いホームでいつくるかわからない電車を待ち続けるのはかなり大変。

やっときたミュンヘン行きの夜行に乗り込み、いつものとおりチケット(ユーレイルパス)を見せる。

ここで事件発生

これは特別の夜行だから、チケットのほかに予約カードを見せろという。それは知っていた。だから朝にインフォメーションで予約をしたし、紙までもらった。 その紙を見せると、これはただのインフォメーションだって言う。

これには困った。朝にインフォメーションで、予約はできたか?って確認したのに・・。事情を説明してもどうにもならないのが、ヨーロッパの鉄道。

はじめは、70ユーロ払え、って聞こえて冷や汗がでた・・。7ユーロの間違いでちょっとほっとする。でも痛い・・。インフォメーションでいやってほど確認すればよかった。 インフォメーションの人はたいていは英語をしゃべってはくれない・・・。かなり不快な感じで眠れない夜を過ごすはめになってしまった。

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