18日目:ウィーン-スロバキア(ブラティスラバ)-ウィーン

今日は、ウィーンから電車で1時間くらいのスロヴァキアの首都、ブラティスラバに行く計画をしていたが寝坊してしまった。 しかし、ブラティスラバまで1時間と、時間がかからないので急いで駅に向かって、計画よりも一本遅い電車に乗り込んだ。

違う国の首都が電車で1時間なんてあまりにも近い。家の自宅から東京より近いなんてちょっと変な気分。 ブラティスラバの情報は全くなかったが、駅のインフォメーションのおばちゃんが、やさしくMAPでいろいろ説明してくれたのでそれを中心に回ることにした。


電車のなかより スロヴァキアの国境付近
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ウィーンとスロヴァキアの顕著な違いは、あきらかに物価が安いこと。20ユーロを両替してみたものの、日帰りで使いきるのは大変。ということで、さっそくお昼に。

ちょっと高級そうなところでも大丈夫かな、と思ってカフェに入り、サンドイッチを食べた後、昨日のザッハトルテに影響されてか、今度はティラミスを食べてみた。

これがまたおいしい。ケーキはそんなに好きなほうではないのに、自分でもびっくりだ。チップを渡しても、そんなに高くないのがまた嬉しかった。


グラサルコヴィチュ宮殿 国立劇場
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カフェを出ると、インフォメーションのおばちゃんお薦めのブラティスラバ城へ。平日だからか、観光客がゼロ。 しかも、小高い山になっているブラティスラバ城からの眺めは、聖マルチン教会をはじめに最高だった。

このブラティスラバ城は、そのシルエットから、「ひっくり返したテーブル」と呼ばれているとのことだ。 昔の国境を守る城で、18世紀のオーストリア女帝、マリア・テレジアの治世はかなり栄え、同時にハンガリー女王だった彼女がよく滞在したのもここらしい。


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ブラティスラバ城 ブラティスラバ城が建っている丘の上から
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聖マルチン大聖堂
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観光シーズンではないからだと思うが、ブラティスラバは概してとても静かなところだ。いろいろ歩きまわった後、インターネットカフェを発見。

ここの回線の速さと、日本語が使えるのにはビックリした。しかも、ここまでのどのインターネットカフェより安いので、電車の時間ぎりぎりまでやってしまった。

帰りの電車は、ウィーンまでの直通がなく、乗り換えをしなくてはならない。しかもはじめに乗った電車が1車両しかなくて、大丈夫かな・・・と不安だったが無事に乗り換え、ウィーンには18:30分に到着。


駅に着くと、今度は国立オペラ座までおお急ぎで向かった。今晩のオペラ「ロミオとジュリエット」の立ち見席が18:00から売り出されているからで、 人気ありそうだから、無理かなぁなんて思っていたが、なんなく買えた。それに、オペラは正装で、なんてよく言われているので、入るときにちょいと緊張したがこちらもなんなく入れた。

前回は体験できなかったオペラなので、とても楽しみ。19:30分から約3時間の公演とのことだ。3時間も立ってみているのは少々辛いので1幕の終了時に出ようと思っていたが、 結構すごくて少々時間オーバーで見てしまった。しかし、あの会場全体に響きわたる声は、本当にすごいといった感じだ。さすが、音楽の本場はすごい・・と感心してしまう。


ウィーンの国立オペラ座 ホテル「ザッハー」
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宿に帰ってきたのが、22時過ぎとだいぶオーバーワークのような気がする・・。ということで、今夜も直ぐ様ベットヘ・・・。

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