朝食をとり、ベネチアへ移動。ベネチアまではフィレンツェから約4時間弱の距離。天候の変化も感じつつ、快適にベネチアへ。
しかしベネチアの駅、サンタルーカス駅まであと一駅というところで、電車はなぜか1時間くらい停車。その後、反対方向へ動き出した。
あれれ、と思って次のTreviso駅で下りて、インフォメーションで確かめると、どうやら乗換えが必要だったらしい。 インフォメーションで確かめて、今度こそ確実にベネチア駅への電車に乗り込んだ。
順調に行けば、4時間弱の道のりだったが、着いたときには6時間くらいかかってしまっていた。 まぁそんなことはいいとして、宿探し。ベンチアは世界有数の観光都市だから、宿も高いかなぁーと思っていたが、フィレンツェより安くついた。 観光シーズンじゃないからだな、たぶん。
ヴァポレットの上からのベネチア | カジノ | |
さっそくベンチア観光へ。ベンチアの最大の特徴は、車が一台も走っていないところ。これは、言われるのと実際に行くことでしか感じることができないと思う。 世界で最も美しいとされる都だが、それにふさわしいだけの景色が広がっていた。
車が走っていないというのは、ほんとうにいい感じ。中国の蘇州とはおお違いだ・・。 「お金持ちになったらぜひ訪れてみたいところ」のNo1は、アメリカのラスベガスだったが、それを超えて、ベネチアがNo1になった感じがした。 というのは、各店においてあるベネチアガラス。これがとても綺麗。 もちろん、それだけ値がはるのは当然だから、もっとお金を持ってゆっくりと回りたいと思わせる。貧乏旅行では到底買えない代物だ。
さらに水上の乗り物、ヴァポレットに乗ると雰囲気満点。お金持ちなら、ゴンドラが本当のところだけど。これも後々に取って置こう、と強く思ってしまう。
リアルト橋 | リアルト橋(反対側) | 夕焼けがとてもきれい |
ドゥカーレ宮殿の岸から | サンタ・マリア・デッラサルーテ教会 | |
しかし、せっかくベンチアに来たのだからか、それともベネチアの雰囲気がそうさせるのか、夕食はこの旅、始まって以来のコース料理を食べてみることに。
パスタにチキン、デザート、うーむ・・・うまい!それにベネチアで有名というムール貝も。うまいの一言だった。
暗くなって、狭い路地に入り込んでも恐さを感じないのもベネチアだ。なんだかとっても気持ちいい感じだった。
同じ部屋になったのは、陽気なチリ人2人。サンティアゴも行く予定なので、かなり盛りあがってしまった。 留学のときも感じたが、南米の人は、日本の経済・お金の話・寿司の話は本当に大好きだ。チリに行ったときに、会えるといいのだが、と思いつつ就寝。