ローマ行きの列車は、朝発と夜発を選ぶことができたが、朝の電車を選んだ。
ニースからローマは地中海沿を走るとても景色がきれいなところなので夜行ではもったいないと思ったからだ。
結局ニース観光はしなかったに等しいが、雰囲気は十分に味わったのでよしとして、朝7:30分に起きて、7:50分のVentimiglia行きに乗り、 Ventimigliaで一時間の待ちをはさんだ後、10:00時発のローマ行きに乗りこんだ。
Ventimigliaの町1 | Ventimigliaの町2 | ニース ~ ローマ行きの列車 |
この列車は最高だった。駅員さんらしき人に、このチケットを持っているんですけどって尋ねたら、ここに座って大丈夫だよ。という返事が返ってきた。
その席は、ファーストクラスではないかと思わせる広さで、ゆったりと座ることができた。バルセロナ~ニース間には少し失望していただけに、とてもうれしかった。
景色は思ったとおり最高。海岸すれすれを走っていくのが、なんとも気持ちよかった。イタリアに入っていくと田園風景が左に海が右へと雰囲気がさらによくなった。
ローマには、17:15分に到着。冬なのであたりは暗かったが、観光地ローマなので、すぐに宿を発見。 イタリアの首都だけに、ニース・モナコのようなのんびりした雰囲気はない。顔もみんなイタリア顔(あたりまえ)。 それに英語がほとんど通じない(ちょっと甘く見ていたか・・・)。単語でなんとか理解してれと願うばかり。
スペイン・フランス・イタリアと、そういえば英語を話す国はないな、と変な感心をしてしまった。 でも通貨も一緒だし、パスポートにハンコも押されないので、便利といえば便利だけど、国を渡ってきているという感覚がないのが少し寂しいって感じもする。
今日の夜は、イタリアのピザにしたので、明日はぜひぜひイタリアのパスタを食べることを心に決めての就寝だった。