霧のロンドンではなく、雪のロンドンになってしまった。朝からかなり雪で、予定のストーンヘンジ行きはあきらめ、室内の観光に切り替えた。
室内といえどもこれだけは逃せない。まずは、歩いてベイカーストリートへ。
コナン・ドイルが生み出した世界的に有名な探偵、シャーロック・ホームズが住んでいたとされる通り。 地下鉄の脇には、銅像もあり、そこでホームズの格好をした人が名刺を配っていた。(めちゃ雪が降っているのに・・・)
実際のホームズの住所ベイカーストリート221Bは銀行だが、いまでもホームズ宛てに手紙が届くそうだ。 博物館には、その一部が展示してあってなかなかおもしろかった。小説の部屋をそのまま再現したこの博物館はとっても凝っていた。
シャーロック・ホームズの銅像 | メイドさんも部屋にいる | |
ホームズ | 「赤髪組合」から | 宿敵、モリアティ教授 |
雪なので、室内をゆっくりまわれるところを探して、結局、大英図書館にいくことにした。 ここには、本の貯蔵量もさることながら、1215年発行のマグナ・カルタやビートルズの歌詞カードがある。 図書館とは思えないほどの展示品で、かなりゆっくりしてしまった。
大英図書館 | ||
続いて、ゆっくり回れるといえば、文化遺産が一堂に会している世界最大級の博物館、大英博物館。 無料というのが信じられないくらい広く、入った瞬間に圧倒されるほどである。 1日ではとてもまわりきれないなんていうが、本当にまわりきれそうにはない。
ここで見たかったのは、ナポレオンがエジプトで発見した「ロゼッタ・ストーン」。かなりの人だかりだったけど、意外とじっくりと鑑賞できた。
エジプトのミイラやギリシアの彫刻群などを見た後、館内で昼飯を食べていると、サイレンが鳴り出した。 なにやらお店の人が騒がしく片付けをはじめ、全員建物から出てください。なんて言っている。
昼飯も途中なのに、、なんて思いながらも、急いで食べて外へ。なんのサイレンかわからなかったけど、俺の昼飯の時間を返してほしいって感じだった。
大英博物館 | グレート・コート | |
ギリシャの神殿(かな?) | トーテン・ポールらしきもの1 | トーテン・ポールらしきもの2 |
なんだか追い出されるようにでてきた博物館を後にし、バッキンガム宮殿へ。女王の住居なので、夏以外は公開されていないとのこと。 でもけっこう人がいて、雪の中で写真を撮っていた。
バッキンガム宮殿 | ||
天使の像「ヴィクトリア女王記念碑」 | ||
宿まで散歩しつつ、エロスの像などを見て帰ってきた。ロンドンでは日をみていないような気がするが、ロンドンらしい気もする・・・となんとなく思ったりする。
エロスの像 | ||
夜は、新たなルームメイトのブライアン君と話が盛りあがった。 アメリカ人ということで、ひさびさのアメリカ英語に感動した。イギリス英語はなんだかわかりづらいて苦手なんだよなぁ。
明日は、晴れるといいが・・・。(天気が悪いと写真もうまく撮れないし)