朝起きてみると、外は大雪でかなりの寒さ。さすがはニューヨーク。ニューヨークのイメージはマンハッタン、自由の女神より「寒い」というのがあった。

そういった意味では、思う存分にそのイメージを感じることができた・・。とはいっても、明日ニューヨークを出発しなくてはいけないので街へ。

自由の女神だけはどうしても逃すことはできない。

ウォール街

まずは、昨日情報を手に入れていた、ヤンキースタジアムツアーへ。しかし、行ってみるとツアーは大雪のため中止・・。まいったな・・。

気を取り直して、自由の女神へ。昔、アメリカ横断ウルトラクイズで、何度も見たあの自由の女神かぁなんて変なことを思いながらフェリーの出発するバッテリーパーク公園へ。

自由の女神は、英語でいうと 「State of liberty」。日本語でいうと、「自由の像」だと思うのだけど、なぜ「女神」と訳すのだろう・・。 だれが初めに「自由の女神」っていいはじめたんだろうか・・。とまた変なことを考えながら、厳重なセキュリティーチェックを受ける。

アメリカの9.11テロ以来、自由の女神の中には入ることはできない。それなのに、なかなかのお値段を取る。値下げしてくれてもいいのにな。

Miss New York号

雪のため遠くからは見れないので、リバティー島にいくしかない。リバティー島に行くと雪もかなり弱まって、ゆっくりと自由の女神とご対面できた。 しかし、湾の真ん中にある孤島なので、寒さは相当のものだった。

世界で一番有名な、女神さま（寒かった）

フェリーで、マンハッタンに帰ってきて、次はウォールストリートへ。言わずと知れた、世界金融の中心地。ニューヨーク証券取引所や連邦準備銀行などを見てみる。 さすがに雪の日でも、スーツを来た人がたくさん行き来しているのを見ると、実感が湧いてくるといった感じだった。

遠くに自由の女神	フェリーからのマンハッタンのビル群
連邦準備銀行	ニューヨーク証券取引所

続いてはアメリカの歴史に深く刻まれた、2001年9月11日のテロの中心地、WTC跡、通称「グランドゼロ」へ。

WTCの跡地は雪でもガンガン工事が進行していた。フェンスの上には、テロで亡くなった人、もしくは消防・警察の人たちの名前がずらっと並んでいた。

日本にいるとテロの影響はほとんど感じないが、旅行をしているといろんなところでテロの影響を受ける。（例えば、リマからニューヨークへのフライトのセキュリティーチェックはめちゃくちゃ厳重だった、など）

そういうことを考えると、ものすごいことだったんだなぁ、なんて改めて感じてしまう。

WTC跡「グランドゼロ」。亡くなった人々の名前が刻まれている
ブルックリン橋

続いては、こちらもマンハッタンのシンボルのブルックリン橋へ。 マンハッタンとブルックリンを結ぶ、ブルックリン橋はニューヨークで一番古い橋で、完成当時は、人々が本当に渡れるかどうか心配して渡らなかったそうだが、 サーカスの象12頭を使って、安全性を人々に示したっていうことらしい。

僕が見たのは雪化粧した橋だったが、夜景も文句なしに綺麗なんだろうというのが容易に想像できる。

夜には、アンディーたちと韓国料理を食べに行った。スパイシーな豆腐料理で、去年、韓国で食べた料理に引けを取っていなかった。やっぱり韓国料理はとてもおいしい。