今日は、ブリュッセルからルクセンブルクへ。そう言えば、旅がはじまって1ヶ月経ってしまった・・早いもんだ。
ルクセンブルクへ行くのは、ベルギー・オランダ、とくれば最後はルクセンブルクでしょ、って感じのノリ。
ルクセンブルク大公国は、神奈川県と同じくらいの大きさで、「ヨーロッパの緑のハート」と呼ばれているらしい。
そんなところに、冬に行くのはどうかとも思うけど、ユーレイルパスを持っているときしか行けないだろうと思ったので、ブリュッセルから片道3時間の距離を日帰り。
朝早く起きたので、電車の時間まで少し時間があった。ブリュッセルといえば、小便小僧。そして、市庁舎・王の家を眺めながら駅へと向かった。
この市庁舎・王の家があるグラン・プラスの広場を形容した有名な言葉はいくつもある。ジャン・コクトーが残した「絢爛たる劇場」という言葉が1番有名とのこと。 朝一でも、そんな広場の雰囲気だけは十分伝わってきた。
ブリュッセルで有名なのは「最長老市民」の小便小僧 | 市庁舎 | |
王の家 | ブラバン公の館(たぶん) | グラン・プラスの広場 |
電車は予定通り3時間でルクセンブルクへ。
ルクセンブルクのインフォメーションはとっても親切で、地図は無料だし、(だいたいのインフォメーションは0.5ユーロくらいは取られるのだが)詳しいパンフレットも無料。
しかも受付の人がこれまた親切。いろいろと見所を教えてくれた。そういったことで、その国の印象度がぐっと上がってしまうのは、いつものことである。
ルクセンブルクへ | ルクセンブルク中央駅 | 駅前どおり |
まず駅をでてアドルフ橋に向かって歩き出すと、自分がルクセンブルクをナメていたことに気付く。
緑の多い、自然豊かな・・・なんて想像をしていたが、やはりひとつの国。駅前は、ショッピングストリートになっておりたくさんの人がいた。
しかし、アドルフ橋から景色はすばらしい。ルクセンブルクは、自然ととなりあわせで街の中心地が広がっている。
アドルフ橋より | 向こうに見えるのがノートルダム寺院 | アドルフ橋とペトリュッス川 |
ノートルダム寺院・ギョーム広場などを見ながら散策し、ボックの砲台へ。
ボックの砲台自体は、3月~10月までしか開いていないのだそうだが、ボックの砲台から眺める景色は絶景。
要塞として使われていたそうで、要塞として必要な要素をすべて備えていて、「陸のジブラルタル」といわれるほど、堅固であったとのことだ。
それはこの絶壁をみれば、すぐに実感できる。
ノートルダム寺院 | ノートルダム寺院(入り口かな?) | |
ボックの砲台から眺める景色はまさに絶景といった感じ | ||
ボックの砲台 | アルゼット川 | 砲台とアルゼット川 |
3つの塔の門 | ||
パンフレットによれば、ルクセンブルクの見所は、「ルクセンブルクの小スイス」といわれるエヒテルナッハというところもあるらしい。
バスで1時間強の距離だそうだ。そこに行く時間はないが、そこを除くと中心地は案外早くまわれる。しかし、最近歩いてばっかりで足がつりそうになってきた・・。
多分、去年1年間で歩いた歩数をこの1ヶ月で軽く超してしまったような感じ。なんてしょうもないことを考えながら、駅へ向かった。
帰りの電車では、これ以上ない曝睡で疲れを癒した。