ミュンヘンの朝はやはり雪。今日は、ドイツの高速列車ICEでチューリッヒへ。スイスはもっと寒いような気がするな・・。

なかなかの豪華な列車で、しかもユーレイルパスで追加料金なしで乗れるという喜ばしい限りで快適な４時間。チューリッヒ到着。

そういえば、冬のヨーロッパは、寒い、雨、雪などが強調されてきた感じがあったけど、実は旅行しやすいシーズンのような気がする。 その理由は、宿。満室なんてことは絶対にないし、大抵は冬料金。それに観光地に人が少ないので入り口で待たされるということがほとんどない。

冬のヨーロッパは概して、旅行しやすいところで、どんどん日が過ぎていく。

しかし！チューリッヒだけは別。ここは夏に訪れたほうが断然よい。アルプスを抱えたスイスならではで、寒さも倍増。雪もかなり降る。 チューリッヒ湖で船にのる計画（ユーレイルパスが使えるので）も、船が一隻も止まっていない・・。

プレディガー教会	チューリッヒ歌劇場	ロマネスク様式の大聖堂
チューリッヒ湖

チューリッヒに着いてから、宿を決め、歩き出すまではかなりの雪だったが、突然、少し日がでてきた。さすがは山々に囲まれているだけある。天気が変わりやすい。 久々にみる太陽だったのでかなりうれしい気持ちになってしまった。

うれしい気持ちになるのはいいが、スイスはかなり物価が高いってことにはビックリする。ロンドン以来の衝撃を受けた。1スイスフランは85円くらい。 マックで見たセットは11フラン。900円以上もするの??って自分の目をしばし疑った。こうなると、両替した金額と相談するはめになる・・。

マックセットは見るとその土地の物価が分ったりするので、いつもいくらか確認している。プラハは、90czk（=360円くらい）とか・・・。ロンドンは・・とか。

あまり長居する気はなかったが、これは長居したくても長居できない・・・。運よく宿にキッチンがついていたので、自炊をしてすませることができた。 もっとお金持ちになったら、スイスでスノボーでもしてみたい。

聖母聖堂	リマト川と町並み
チューリッヒ中央駅	スイス国立博物館
チューリッヒの町全体	チューリッヒ大学

市内を一応ぐるりとまわったが、バーンホーフ橋を渡りケーブルカーに乗り、チューリッヒ大学からの町全体の眺めは、夕日も手伝いとても綺麗だった。 絶対におすすめ。けっこう早く日が暮れてしまってので、宿に帰って日記をつける。

同室のアメリカ人のライアン君は、日本の大学で1年間も勉強していたとのことで、かなり盛りあがった。 現在は明日行く予定のハイデルベルクに住んでいるとのことらしく情報もかなり聞くことができた。 ライアン君も日本人から来た手紙を訳して欲しいとのことでかなり苦戦しながらもけっこう楽しかった。